日本の医療技術は目まぐるしい進歩を遂げ、 高齢者の死亡率の低下により「長寿化」を実現しました。 戦後の平均寿命は、 男性50.06歳、 女性53.96歳でしたが、 2015年の総務省統計局の発表によりますと 男性80.21歳、 女性86.61歳となり「寿命革命(長寿革命)」がおこったと言われています。 これは、大変喜ばしい一報であると同時に、世界初の超高齢社会を日本が最初に乗り越えなくてはならないという、超難題が課せられた事にもなります。

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「人生90年時代」の到来により、現役引退後の永い時間をいかに豊かに過ごすか。 これはまさに、個人に課せられた大きな課題ではないでしょうか。 現在90歳代の方のお話しでは、「現役の頃の平均寿命は70歳で、私も定年後は5年くらいの隠居生活をして終わるかなと思っていたのに、こんなに長生きするとは思わなかった。」と。 想定外の20年をもっと早くから準備しておけばよかったという声も聞こえます。 大枠で捉えられがちな「超高齢社会」ですが、この内情は、たいへん身近な問題であり そのうちではなく、現実に直面してしまう前に小さな準備が必要です。 「そんな長生きなんてしないよ。」 「無理に生かさなくていいよ。」 はい、多くの方々がそうおっしゃいます。 でも、想定外がおきてしまう確率は上がっています。 多様化されたニーズに応え新しいものを生み出すというのはたやすい事ではありませんが、何もしなければ変わらないのも事実。 人間一人ができる事など、たかが知れています。 互いが持ち合わせる力を出し合い切磋琢磨しながら、それぞれが思い描く未来の自分像を作り上げる。そんな気づきある皆様と伴に、超高齢社会を乗り越える術と、希望ある未来を創っていきたいと思います。

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